日本世代間交流協会
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日本世代間交流協会では、全国の様々な世代間交流活動を視察、研究し、それら活動の内容について講座、研究会、ニュースレターなどを通じて紹介しています。ここではいくつかの代表的な世代間交流活動をご紹介します。みなさんの周りの世代間交流活動についてもぜひお知らせ下さい。

 

 

社会福祉法人江東園(東京都江戸川区) 

江東園の朝は、ご入居者と子どもたちの体操で始まります。音楽と元気な声が園庭に響きます。この日は、おじいちゃんのひざの上で紙芝居を聞く子や、おばあちゃんの奏でる海の音に興味津々に覗き込む子どもたちの姿が見られました。子どもたちの生き生きとした笑顔と、スタッフの皆さんの笑顔がとても多いことが印象的でした。「幼老」同居型施設として動き始めてから17年、日々のふれあいを大事にしてきたそうです。核家族化が進む中で、都会に住む子どもたちと、家族と離れて暮らす高齢者が、互いの笑顔の中に温もりを感じとって暮らしているようでした。

 

特定非営利活動法人
子どもとお年寄りの家「鳩の翼」

 子ども、おとな、お年寄りといった枠組みを超えて世代を超えた人のつながりを築いていきたい、そんな思いで民家を改良してはじめられた「鳩の翼」。お年寄りが過ごすデイホームですが、ふらっと乳幼児の親子が来て過ごしたり、学校帰りの子どもがのぞいていったりする近所の「おうち」と言ったほうがしっくりきます。都内の静かな住宅街。看板がさりげなくかかっていることをのぞけば、ごく一般的な木造家屋。桜を眺めながら散歩できる遊歩道が近くにあり、散歩に出ると顔なじみの保育園児たちと鉢合わせ。近所の保育園とは日ごろから交流があり、卒園式には手作りの贈り物を届けに行くといったことも。
 古くからの慣わしを大切にしていて、伝統行事を行う際は「昔の人々はどんな気持ちで祭っていたのかねえ」といったことを語らいながら過ごすそうです。「この子にとってみたら人生の先輩がたくさんいる大家族みたいなもの」と遊びに来ていた赤ちゃんを前に、大先輩のおひとりが話してくれました。代表の森田さんは、子どもやお年寄りに光を当てる照明係に徹していますとのこと。

 

 

社会福祉法人寿量会 総合ケアサポートセンター
「天寿園」

「ここは特養?」と疑いたくなるような、ゆったりとした間取り、温かみのあるインテリアで、訪問者を迎え入れます。熊本市郊外に位置する天寿園は、中学生が出入りし、ドイツ からの研修生が働き、犬や猫が歩き回る、異世代雑居を超えた 言うなれば、生命の雑居空間です。
改築時、地域の親子に開放する目的でおもちゃ図書館を設けました。現在は、乳幼児や、障害と闘う子を持つ家族が親子で集える間として、また近所の子どもたちの遊び場として、利用されています。子どもたちがやってくると、その声に誘われて、入居者が図書館に集まってくるといいます。おもちゃも本も目移りするほどあるというのに、入居者のお部屋をお邪魔しにいくのを好む子もいるとか。近くの小学校の授業や課外活動には、天寿園との交流活動も組み込まれていて、天寿園で授業が行われることもあるそうです。

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